対称ロジック

対称ロジック テクニック

盤面上に散らばっている点を中心に点対称(180度回転しても同じ図形になる)になっているブロックを探し、点の色でぬりつぶします。ブロックの中に他の点が入ることはなく、盤面上のすべてのブロックは点を中心とした点対称の図形になります。すべての点対称のブロックが正しくぬりつぶされると隠れたドット絵が浮かび上がってきます。ベーシックロジックに慣れてきたら、よりハードなアドバンスロジックにチャレンジしてみましょう。

対称ロジック ベーシックロジック 解き方

点を中心にブロックが点対称になるようにタテヨコに線を引いていきます。各ブロックには点が1つずつ入り、点の色でブロックをぬりつぶします。ステップごとの解き方を見てみましょう。

Step 1

盤面上の全てのマスがどこかの点に属します。点があるマスや点に接しているマス(点が2つ以上のマスにまたがっている場合は接しているマスすべて)はその点に属するマスと考えます。壁で区切られる全てのブロックに点が1つずつ入り、ブロックは点を中心とした点対称の図形にならないといけません。タテヨコに隣り合ったマスが違う点に属する場合は、マスの間に線を引いてどんどん壁をつくっていきます。点対称のブロックが完成したらブロックを点の色(ここでは黒)でぬりつぶします。

Basic Logic Step 1 (A) Basic Logic Step 1 (B)

Step 2

引き続き点を中心に点対称になるように、どんどん線を引いて完成したブロックは点の色でぬりつぶしていきます。盤面外の太枠も壁の一部になると考えます。

Basic Logic Step 2 (A) Basic Logic Step 2 (B)

Step 3

図中、xマークのついているマスはこの時点で特定の点に属することが決定しています。 このような状況にあるマスを「捕虜のマス」と呼ぶことにします。 捕虜のマスの点対称上にあるマスも同じ点に属することになると考えて、ブロックを点の色でぬりつぶします。

Basic Logic Step 3 (A) Basic Logic Step 3 (B)

Step 4

前のステップから新しい捕虜のマス(xマーク)が2個所できました。Yマークのついたマスも反転させると同じ図形になる点対称のブロックです。

Basic Logic Step 4 (A) Basic Logic Step 4 (B)

Step 5

前のステップで確定したブロックをぬりつぶした後、図中のxマークのマスは1マスのブロックに確定します。

Basic Logic Step 5 (A) Basic Logic Step 5 (B)

Step 6

上記ステップの繰り返しで、特定の点に属するマスを探してみましょう。xマークのついている3マスは赤点に属する捕虜のマスです。よって、この3マスに対称なマスを見つけて点と同じ色の赤でマスをぬりつぶします。

Basic Logic Step 6 (A) Basic Logic Step 6 (B)

Step 7

残りのマスを確定します。盤面上のすべてのマスが点対称のブロックで正しく区切られ、すべてのブロックが点の色でぬりつぶされると隠れた絵がうかびあがってきます。

Basic Logic Step 7 (A) Basic Logic Step 7 (B)

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対称ロジック アドバンスロジック 解き方

アドバンスロジックでは、マスがどの点に属するかクリアーでない状況が度々でてきます。下記解き方を見てみましょう。途中まではベーシックロジックの復習です。

Step 1

盤面上の全てのマスがどこかの点に属します。点があるマスや点に接しているマス(点が2つ以上のマスにまたがっている場合は接しているマスすべて)はその点に属するマスと考えます。壁で区切られる全てのブロックに点が1つずつ入り、点を中心とした点対称のブロックの形にならないといけません。タテヨコに隣り合ったマスが違う点に属する場合は、マスの間に線を引いてどんどん壁をつくっていきます。点対称のブロックが完成したらブロックを点の色でぬりつぶします。

Advanced Logic Step 1 (A) Advanced Logic Step 1 (B)

Step 2

引き続き点を中心に点対称になるように、どんどん線を引いて完成したブロックは点の色でぬりつぶしていきます。盤面外の太枠も壁の一部になると考えます。

Advanced Logic Step 2 (A) Advanced Logic Step 2 (B)

Step 3

xマークのついているマスは、この時点で特定の点に属することが決定しています。 前に説明した通りこのような状況にあるマスを「捕虜のマス」と呼ぶことにします。 捕虜のマスの点対称上にあるマスも同じ点に属することになると考えて、ブロックを点の色でぬりつぶします。

Advanced Logic Step 3 (A) Advanced Logic Step 3 (B)

Step 4

xマークのついているマスは捕虜のマスです。上記で説明した通り点対称のマスも同じ点に属すると考えます。Yマークのついたマスも反転させると同じ図形になる点対称のブロックです。 同じ考え方で壁をつくり点の色で塗りつぶします。

Advanced Logic Step 4 (A) Advanced Logic Step 4 (B)

Step 5

引き続き、特定の点に属するマス、回転して同じ図形になるブロックをどんどん見つけます。

Advanced Logic Step 5 (A) Advanced Logic Step 5 (B)

Step 6

アドバンスロジックの登場です。左サイド?マークのついたマスはどの点に属するか考えてみます。候補として、ナナメ右上の点、ナナメ右下の点が考えられますが、ナナメ右下の点を中心に?マークと点対称のマスには既に点が接しているので、この?のナナメ右下にある点は候補から外れます。よって、このマスが属する点はナナメ右上の点に決定です。同様の考え方で、右サイドにある?マークのマスに注目してみます。このマスが属す点の候補は、ナナメ左上の点か、ナナメ左下の点になります。しかし、ナナメ左下の点の点対称にあるマスには、既に点が入っています。よって、?のマスが属する点は、もう一つの候補(ナナメ左上の白点)に決定です。

Advanced Logic Step 6 (A) Advanced Logic Step 6 (B)

Step 7

前のステップの個所が完成すると、図でxマークがついているマスは、左上にある点に属することが確定し、続いてYマークがついているマスもそれぞれ属する点が確定します。

Advanced Logic Step 7 (A) Advanced Logic Step 7 (B)

Step 8

2か所のxマークのマスは、この時点で特定の点に属することが確定します。又、xマークの付いているマスの点対称上にあるマスも同じ点に属するので同じブロックに入ると考えます。ブロックは点の色でぬりつぶしておきます。

Advanced Logic Step 8 (A) Advanced Logic Step 8 (B)

Step 9

同じ要領で最後の点対称のブロックを完成させると、隠れた絵が浮かび上がってきます。

Advanced Logic Step 9 (A) Advanced Logic Step 9 (B)

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